2012年02月05日
「島のこしが島おこし」

金曜日、
仕事が終わったあとに
久しぶりに宜野湾の元ルーツ事務所(今は学生が集まれるところになってる)へ。
伊是名島のNPO法人島の風の納戸さんのトークライブを聴きに。
参考HP
http://www.shimanokaze.jp/
http://community_innovators.etic.or.jp/project/shimanokaze
納戸さんとは、3年前に久高島で行われた島未来会議のときに初めてお会いした。
そのときは、あまり話を聞けなかったんだけど、
なんとなく面白そうな人だなって思ってた。
んで、知り合いが伊是名島でインターンしてたりとかで、
ある日松山のじろう桜っていうもつ鍋がおいしいお店での飲み会に呼んでもらって。そしたらミハエルエンデのモモの話をされて、エンデの遺言ていう本の話をしてもらって、地域通貨の話とかもしてくれて。
60歳すぎなのかな。
でもとっても生き生きしてる。
自分に正直に生きてるって。
そういう人ってカッコいい。
思ったことそのまま言うから敵も多いっていってたけど、
でもそういう人ってとっても必要だと想った。
【特に頭に残った言葉メモ】
「前提を疑ってみる」
地域活性化の前提とか、観光の在り方の前提とか、そういう川上のことから疑ってみる。
そして自分の頭で考える。
「なにをもって自分の人生よしとするのか」
考え続けることが大切。
「地域思想」
地域のありのままの声を聞く。表面にはでてこない、でもその地域の人の想いを聴く。この地域の人は、何を大切にしていて、何を次の世代に残していきたいのか。的な。
「もっとヤンチャになっていい」
若いうちに色々挑戦して失敗したほうがいい。いくらでもやり直しなんてきく。もっともっと挑戦しなさい。的な。
などなど。途中から聞いたから最初の方きけなかったけど。
でも一番の共感部分は、
島の風の活動理念の「島のこしが島おこし」
と、
活動方針の「グローバルからローカルへ」
↓
従来の「ないものねだり」から「あるもの探し」へ、「商品提供型」から「運動提案型」へと地域再生戦略をシフトチェンジすることによって、島に残る優良な自然環境や伝統的佇まい、生活文化やその基層を流れる風土などを「残し守り伝える」ことを目的とした活動を展開し、さらには、その活動そのものを地域資源として捉え、従来の「開発型地域づくり」から、身の丈に合った次世代へつなげる「開発に頼らない持続可能な地域づくり」の実現に向け取り組みを進めます。常に拡大を目指すグローバリズムから人と人がつながる力強いローカリズムへ価値観を転換していきます。
(島の風HPより抜粋)
ないものねだりではなく、あるものを最大限利用する。組み合わせたり、見せ方をかえたり、、、。
新しいものどんどん作るんじゃなくて、
あるものを色んな角度からみることによって価値を発見して、
それをもとめる人にとどけて。。。
そんな考え方にとっても共感。
・・・
久しぶりに行ったルーツの事務所懐かしかった。
なにが懐かしかったって、
「あぁ、この床でしょっちゅう寝てたなぁ」
って、床の感触が一番懐かしかった。w
そうそう、
そんな納戸さんの活動する伊是名島で、
農的キャンプっていうイベントがあるらしいので
興味ある方はぜひ。
詳しくは
http://xbridgeofficial.ti-da.net/e3314877.html
トークライブの最後で
伊是名島に3年ぐらい関わってる友達が、
島って最初は観光とか癒されに行く場所だと想ったけど、
実際に生活してみて、
島って学びの場所なんだって想った、って言ってた。
うん。
そうだよなぁ。
http://www.youtube.com/watch?v=fdSnDAlsfMk&feature=related
Posted by genboy at 02:31│Comments(0)
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